Diana Krall
Diana Krall(ダイアナ・クラール)

1964年11月16日 カナダ生まれのジャズ・ピアニスト、歌手で1990年代降に最も成功したジャズ歌手の一人です。カナダのブリティッシュコロンビア州ナナイモに住む音楽一家に生まれ四歳でピアノを習い始めます。その後、家族と共にバンクーバーに転居高校の小さなジャズバンドで活動を始めました。17歳になってからはバンクーバー・インターナショナル・ジャズ・フェスティバルの奨学金を得てボストンにあるバークリー音楽院に入学バークリー音楽学院では、同級生に小曽根真がいました。


今日ご紹介するの曲は Joni Mitchell の曲で A Case of You オリジナルの Joni Mitchell とは趣の違ったアレンジが素晴らしい一曲です。

--- 2012.4.28 音速ぱんちゃ ---

-- A Case of You --

Just before our love got lost you said,
"I am as constant as a northern star."
And I said, "Constantly in the darkness
Where's that at?
If you want me I'll be in the bar."
On the back of a cartoon coaster
In the blue TV screen light
I drew a map of Canada
Oh Canada
With your face sketched on it twice
Oh, you're in my blood like holy wine
You taste so bitter and so sweet
Oh I could drink a case of you, darling
And I would still be on my feet
Oh I would still be on my feet

Oh I am a lonely painter
I live in a box of paints
I'm frightened by the devil
And I'm drawn to those ones that ain't afraid
I remember that time you told me, you said,
"Love is touching souls"
Surely you touched mine
'Cause part of you pours out of me
In these lines from time to time
Oh, you're in my blood like holy wine
You taste so bitter and so sweet
Oh I could drink a case of you, darling
Still, I'd be on my feet
I would still be on my feet

I met a woman
She had a mouth like yours
She knew your life
She knew your devils and your deeds
And she said,
"Go to him, stay with him if you can
But be prepared to bleed
Oh but you are in my blood
You're my holy wine
You're so bitter, bitter and so sweet
Oh, I could drink a case of you, darling
Still I'd be on my feet
I would still be on my feet


愛が終わる前あなたはこう言った
僕の心は北極星のようにいつも同じところにある
だからわたしは言ったの
いつも暗闇の中にいるってこと? 
あなたが私を欲しいなら私はバーにいるわよ

テレビのスクリーンの青い光のなかで
マンガのコースターの裏にカナダの地図を書いた
そう、カナダの地図
その上にあなたの顔を二度重ねて描いたの

ああ、あなたは私の血の中を流れる聖なるワイン
とても苦くて、とても甘い
あなたなら、ひとケースだって飲める
それでも私はちゃんと立っていられるわ
きっとこの足で立っていられる

私はひとりぼっちの絵描き
絵の具箱の中で暮らしている
私はとても怖がりだから
恐れを知らない人に惹かれてしまう
あなたがこう言った時のこと、よく思い出すの
愛とは魂にふれること
そう、あなたはたしかに私の魂にふれた
だからあなたの一部がときどき歌になって
私の中からあふれ出す

ああ、あなたは私の血の中を流れる聖なるワイン
とても苦くて、とても甘い
あなたなら、ひとケースだって飲める
それでも私はちゃんと立っていられるわ
きっとこの足で立っていられる

女のひとに会った
あなたによく似た口元をしていた
彼女はあなたの人生を知っていた
あなたの内側にいる悪魔も、あなたの行いも知っていた
そして言ったの
彼のところに行けばいい
できるものなら、一緒にいればいいわ
でも血を流すことは覚悟しておいてね

ああ、あなたは私の血の中を流れる聖なるワイン
とても苦くて、とても甘い
あなたなら、ひとケースだって飲める
それでも私はちゃんと立っていられるわ
きっとこの足で立っていられる