My Favorite Music


 
                      
Bireli Lagrene & Sylvain Luc at Jazz in Mariac 2000


Bireli Lagrene                    Sylvain Luc
    

[ Bireli Lagrene ]
ビレリ・ラグレーンは、1966年9月4日フランスのセバレーンで生まれ、伝統的なマヌーシュ-ロマーニ人(ジプシー)の家族・地域社会で育ちました。彼は4歳でギターを弾き始め、父親 Fisso(非常に才能豊かなバイオリニスト)、母親 Berga に音楽的な影響を受けます。8歳の時、彼がジャンゴラ・インハルトのレパートリーをカバーしたとき、親戚の人達は彼を神童と呼んでいました。12歳の時ストラスブールのロマ音楽祭で受賞し、その賞で米国に行くきっかけを与えられます。そして米国でステファン・グラッペリ、ベニー・グッドマン、ベニー・カーター、ラリー・コリエルなどの世界的に有名なジャズミュージシャン達に出会います。その後、ベーシストのJaco Pastorius(ジャコパストリアス)と活動しジャズに傾倒していきます。ジャコパストリアス との活動はビレリ・ラグレーンの音楽的解放に大きく貢献しました。また、ジョン・マクラフリンやアル・ディメオラなど数々の有名アーティストとのライブ演奏もしています。

[ Sylvain Luc ]
シルヴァン・リュックは南仏バイヨンヌ出身の若き(とは言っても30代)ギタリストです。幼少からの長いキャリアを通じて培われた幅広い音楽性を武器に、ジャズに新風を吹き込んだ新進気鋭のアコースティック・ギタリストで、彼のギター歴は5歳に遡り、9歳の時には兄と一緒にレコードデビューまでしています。ギター以外にもマンドリンやヴァイオリン、チェロ等を演奏するマルチ・インストゥルメンタリストで、影響を受けたミュージシャンは Django Reinhardt 、 Egberto Gismonti 、Jeff Beck 達だそうです。


今日ご紹介する曲は 2000年に行われた Jazz in Mariac のライブ映像からアコースティック・デュオでスティービー・ワンダー で有名な Isn't She Lovely です。
--- 2012.5.7 音速ぱんちゃ ---