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Jeff Beck

Geoffery Arnold "Jeff" Beck(ジェフリー・アーノルド“ジェフ”ベック)は 1944年6月24日 生まれ、イギリス・サリー・ウォリントン出身のギタリスト。かのエアロスミスがビッグになり、ライブでベック時代のヤードバーズの曲「トレン・ケプト・ア・ローリン(ストロール・オン)」を演奏したとき、ベックが急遽ゲストでステージに上がるや、ジョー・ペリー(g)は感動で涙を流しながらその場に立ちつくしたといいます。ジェフ・ベックは、エリック・クラプトンと共に天才ギタリストとして60年代半ばから活躍しながら、性格やギターに対する姿勢はまったく違っていました。"神様"と呼ばれながらも、常にフレンドリーで誰よりも人間的であったクラプトンに対し、ベックは性格も利己主義で自分勝手、非情だとまで言われ、どこか近寄りがたい存在でだったようです。ギター奏法においても、かなり独創的でトリッキーなことから、後継者になるようなプレイヤーも現れず、いつしか「孤高のギタリスト」と呼ばれるようになっていました。しかし、それにも関わらず、ギタリスト達の間で未だにカリスマ的な人気を保っているのは、やはり他の追随を許さないテクニックとセンス、並々ならぬギターへの情熱が伝わってくるからではないでしょうか。ジャンルを無視したミュージシャン達が選ぶギタリストの人気投票でも、ベックが最も活躍していた70年代には、ジャズやブルース・プレイヤー達を押さえてずっと1位に君臨していました。ぱんちゃ が足を運んだライブの中でジェフ・ベックが間違いなくナンバーワンです。

今日ご紹介する曲は Cause We've Ended As Lovers
Nov. 2007 RONNIE SCOTT'S でのライブ映像です --- 2012.6.12 音速ぱんちゃ ---